2024年12月31日

おせわさま2024後編

単純に眠たくなったので前後編になりました。

7月はなんといっても図書館公演。
地元小田原の図書館で演劇、というたくさん要素が詰め込まれた公演でした。
席数が少なくて、あっという間に予約が締め切られたのもいい思い出です。
見られなかった人たちすみません。よかったらYouTubeで雰囲気だけでも楽しんでください。
図書館でたくさん声を出すって、経験がないのでずぅっと頭が変な感じでした。

8月はTOYMENに捧げた。
「ガラ・ガラ」を書き直して上演した。
花火大会も行ってるし、高校生WSもしてる。
お芝居も結構みている。
下北沢の駅前劇場で脚本と演出してるって、驚くだろうなあ、昔の俺。
たくさんの縁のできた公演でした。ありがとう。また。

9月はガラ・ガラが終わったら本当にすぐに、
横浜夢座新作公演のスタッフとしてKAATに。
なんだか懐かしい気持ちになりながら新鮮な心持ちで緊張してました。
大先輩たちのお芝居を毎日みて、勉強勉強の日々でした。
参加できてよかったなぁ。
その合間にチリアクターズの新作書きながら朗読劇の稽古してる。
月末には兵庫へ。さえちゃんと明石市で朗読公演。
これもすごくいい取り組みだった。面白かったなー。
やれてよかった。トルコとの国交を記念した事業でした。
またやれればいいけどなぁ。

で、帰ってきたら10月になったので、
邪行提燈の稽古の月でした。すさまじい。
合間に、トバリの果ての稽古もしてる。
この辺から、記憶がもう、おぼろげ。

どうやらなんとか終わったらしい11月。
トバリの果て「旅路」をやりながらかきながらして、
オールディーズの稽古も本腰がはいる。

で12月にトバリの果て「旅路」で旗揚げ。
なんだか多幸感。邁進せず行きたいね、と話す。

で、今。

いやー。
ずーっと演劇してたな。
ありがたいねえ……。ぜったい倒れると思ってたけどなんとかなったね。
ありがとう。



今年は宇多田ヒカルのライブにいけたのがよかったですね。
信じられない神席でした。もうすぐそこにいた。ヒッキー。
意外と自分の人生のすぐそばにずぅっとあったなーって歌を聞きながら考えていました。


さあ。
来年はどんな年になるやら。
posted by 大島寛史 at 20:32| Comment(0) | 日記

2024年12月30日

おせわさま。2024 前編。

もうまもなく、終わるという。
振り返ってみると、今年の初めの出来事なんて、はるか昔の出来事のようだ。
たくさんの現場に恵まれた一年だった。
たくさん迷惑もかけた。
なかなか壮絶な一年だったように思う。
いつも会いに来てくれるみなさん、出会ってくれたあなたのおかげで、
なんとかこの日を迎えることができたし、
明日を歩く気持ちになれている。
本当にありがとう。
信じられない。いまだにね。

1月からすでに3つくらいの稽古場を行ったり来たりしていた。
なんだこれ。
アクサガの本番があった。
初めてのアクサガ。わけもわからずとびこんで、わけもわからずがむしゃらだった。
インプロモンスターたちに恐れ慄いたっけ。
人生で初めて健康診断もうけた。笑。

2月になるとチリアクオールディーズの成果発表。
アフタートークが楽しかった。倉品さん、横田さんと。
そして何より参加しているみなさんの顔がキラキラしていてとてもよかった。
支えてくれた周りのみんなも本当にありがとう。
こそこそ劇場下見もする。
そしてたすいち初参戦。短編企画公演に混ぜてもらう。
不定期に何度かシアター711。
下北沢づいてたなぁ。
闇影。闇影。お得な役でした。ありがたかったなあ。

3月は高校生とお芝居をやる企画が本番を迎える。
なかなかハードなスケジュールをよくこなしてくれたように思う。
本番を経験した成長、というのは本当にすごいね。とくにあの世代は。
ずっとなんかの稽古してるね。

4月には阿佐ヶ谷で犬猿も仲。
貴重な経験だった。大変な経験だった。
好きなお芝居できてよかったなぁと思う。
いい空間だった。ざむざ。
千秋楽を終えるとその足で横浜に行って、通し稽古を見ている。
翌週から横浜ローザにスタッフとして入っていた。
これもとてもありがたい経験で。非常に糧になっている。
ありがたい。ありがたい。
高校生WSもやってる。

で5月にはチリアクターズだ。
マゼンタの向こうへを10年ぶりに再演。
衣織と再会。久しぶりの溝ノ口劇場。
5月はチリアクターズに捧げてる。
いや、小田原で高校生のWSしてる。

6月頭までチリアクターズが続いていて、6月はスケジュールに少し余裕がある。
いや、嘘だ。書いてないだけだな。7月の図書館公演の本を書いている。稽古している。
そして多分、TOYMENの準備もしている。




後編へ。


posted by 大島寛史 at 23:15| Comment(0) | 日記

2024年06月04日

『再演 マゼンタの向こうへ』おしまい

おつかれさまでした。
23回目の公演が幕を閉じました。
ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。
2度目の溝ノ口劇場、とてもあたたかくむかえてくださいました。嬉しかったなあ。

10年前の作品の再演、ということで登場人物も増えて書き直しを余儀なくされましたが、根底にあるものはより浮き彫りになり、初演とは味わいの違うものになったかなと思います。でもまぎれもなく、マゼンタ。

スタッフチームは頼もしい仕事をしてくれました。
鷹取くんも葵ちゃんも見事な働きぶりでした。
まさとさんだからお願いできることがあるし、
ルナちゃんがいるから最高!という場面もありました。

客演をお願いしたみなさんもやっぱり素敵でした。
なにが素敵って、ダブルキャストのくせに皆、仲いいんだ。まるで一つの作品に皆で出てたみたいに。
奇跡みたいだった。ありがとう。
いや、世のダブルキャストが仲悪いとかそういうことじゃなくてね。
稽古場でそんなに会ってもいないはずなのに、いつの間にそんな仲良くなったの?ってことばっかりでした。面白いね。

また、やりましょうね。

その時は、またよろしくお願いします。

集まってもらってはじめて、できますので。

posted by 大島寛史 at 18:18| Comment(0) | 日記

2023年12月26日

ひめごとイエロー。ふりかえり。

ひめごとイエローを振り返る。


ご来場のみなさん、応援してくだすったみなさん。

マグカル担当者のみなさん、青少年センターのスタッフのみなさん(大感謝)

神奈川県のみなさん、本当にありがとうございました。



今回は7人の俳優さんが出演してくれました。


ひでちゃん。

ひでちゃんは、「引きつり笑顔とシアンの涙」以来の出演でした。

その後、活動拠点が変わって、劇団に入ったりしてちゃんと活動してきて、

本当に久しぶりにカムバックしてもらいました。

いつも笑顔で、すごく真面目で真剣で。おもしろを欠かさない人です。

思い切りがあって謙虚で。きてくれてありがとう。

今度はもっと違うことしようね。


かほちゃん。

かほちゃんは、チリアクターズ初登場です。その昔、僕が演出をしたお芝居に出てもらいました。それ以来の再会です。最近は俳優としての出演は控えていたらしいのですが、演出助手や、脚本、演出などの経験が俳優としての彼女を豊かにしたんだな間違いなく、と思いました。せすじを伸ばして稽古を見ている姿がとても印象的でした。

のびのびと心置きなくお芝居を楽しんでくれるといいなと思っています。

本番のステージに立つ彼女はなんだか楽しそうでよかったです。

もっといろいろやろうね。


くにいくん

初めてお芝居を見た時、彼は制服を着ていた気がします。

頼もしい独特な空気を纏った俳優として登場してくれました。

楽屋に来ると、すぐに衣装を着る人でした。面白かったな。

どんどんお芝居が変化して、どんどん面白くなっていくので、

いい刺激がありました。またやろう。すぐやろう。よろしくね。


やましたくん

初対面でした。募集を見て、飛び込んできてくれました。

自信家で洒落た人だと思っていましたが、案外シャイで神経質な人でした。

でも、それが面白くて、キャラクターに活かされていった気がしています。

工夫ができて、自分を客観視しようと勤めて。

もっともっとできることが増えるから、安心していいと思う。

また会いたいね。


なるみさん

一見、おとなしそうな彼女は、なんだかとてもアグレッシブで、思慮深い人でした。

これからも演劇を続けていきたいと語る彼女の目は、静かに燃えていました。

本当に、すごい速さでどんどんお芝居が変わっていくので脅威でした。

ありとあらゆるものを栄養にして、彼女は成長していくんだと思う。

見守って行けたらいいなあ。


ゆうくん

今年の夏、「リフレインの扉」で出会った彼です。

ものすごく逞しくなってくれました。

とにかく捨て身で面白いことをしてくれるので、頼もしくて。

次何やる?次何やる?って飛びつきたいところなんですけど、

様子を見ながら、付き合って行けたらいいなと思います。


ますみさん

今年の夏、「リフレインの扉」で出会った彼女です。

ますみさん、って書いたけどそんなふうに呼んだことない。なぎちゃんって言ってました。

彼女に託したキャンディという役は、彼女にぴったりの優しいキャラクターになりました。

今まで脚本を書いてきて、何度か「ああ、この人にこの役をやってもらえてよかった」

と思うことがありましたが、今回は中でもその喜びが強めです。

書かせてくれてありがとう。



去年のリベンジをひとまず果たせたmiggy.さあここからなにを始めようか。

上田とももっともっとやりたい面白いことがある。

沙絵ちゃんに演じてもらったアンズ先生を僕はとても気に入っていて、

楽しそうに演じてくれてすごく嬉しかった。

かなちゃんの山吹も強さと弱さを併せ持つ様子がとても良かった。

なんだかんだ言いながらちゃんとやってくれるのを知っているので、よい。

涼香も稽古場でとてもひっぱってくれて安心した。

たくさん頼った。一緒に役をつくるのも楽しいけど、やっぱりお芝居がしたいね。

そして今回は優香が。しがみついて頑張ってくれた。

いや、二人三脚が近いかも。いや、俺の方がしがみついていたかもしれない。

なんか色々思い浮かんだけど照れくさいのでやっぱりやめます。



スタッフチームも本当にありがとう。

まさとさん、たかとりくん、あおいちゃん。

最高でした。一緒に楽しんでくれて俺は嬉しい。

はじめての伏見くんも、いい雰囲気で嬉しかった。

いおりとみつよも。

無理を聞いてもらいました。ありがとう。


大体の人の名前を書いたつもりですが、ひょっこり抜けがあったら教えてください。


追記。

成田について書くの忘れてた。ごめんよ。あんなにお話ししたのに。

小道具をこだわりもって作ってくれたり、稽古場代役や受付をつとめてくれたり、

とにかく支えてくれた。

わかった。わかったからまた舞台に立とうね、頼むよ。






今年の3月でした。お芝居を見終わって椅子から立ち上がると、

右目の奥が酷く痛みました。声も出ず、思わず座り込んでしまいました。

爆発する。

本当にそう思いました。

少しの間座っていると次第におさまりました。

この思いを書かないといけない、強くそうおもいました。


これが、「ひめごとイエロー」の始まりです。

実は、短編を書く機会があり、その時の題材にしようと思っていたのですが、

その企画が流れ、半年ぐらい温めることになりました。

書き上がって最初の感想は、「シリアス版しらずのうちに」じゃねえか。でした。

書き上がるまで全く気づいていませんでした。


やり直したいなあと思うことはたくさんあります。

やり直したってうまくいく保証はないんですけど。

だけれど、今の自分の人生だって捨てたもんじゃないって思ったっていいじゃないですか。

つき、やぶっていきましょう。ハブのように。マングースマングース!





次回は来年

5月末。

溝ノ口劇場で再演です。

「マゼンタの向こうへ〜繰り返し続ける僕等の手紙〜」


三原色シリーズ最初の作品です。

よろしくお願いします。

posted by 大島寛史 at 23:21| Comment(0) | 日記

2023年07月14日

忘れているわけじゃないんですけどね。

チリアクターズの6月公演が終わり、暑い夏が来ます。
8月には脚本・演出する『リフレインの扉』
9月には出演する『シンの月』
それが終われば10月なので、次回劇団公演の稽古が始まります。
下半期、あっという間です。これは。
同時進行で、小田原シニア劇団チリアクオールディーズの稽古も始まるし、
今年も高校生とつくりあげるCASTも開催される予定ですので。
こりゃこりゃ、という感じですね。

どうか、応援よろしくお願いします。
posted by 大島寛史 at 21:48| Comment(0) | 日記